概要
Scaniverseはスマートフォンで簡単に実物のスキャンを行い、3Dモデルとして出力できるアプリです。出力された3DモデルをAssistsで利用する事ができます。
Scaniverで作成した3DモデルをAssistsに適用する方法を説明します。
アプリの入手方法と使用方法は後述の「3. Scaniverseの入手方法」および「4. Scaniverseの使用方法」をそれぞれ参照してください。
以下、iOS版Scaniverseでの操作方法を例として説明します。
1.スキャン時のSize設定とProcessing Mode設定
- Scaniverseでスキャンを開始する際、サイズ選択画面が表示されます。
下記を目安として設定します。
| 対象物の大きさ | Size選択 |
| 小 (食べ物・玩具・ペット・花などの大きさ) | Small Object |
| 中 (人物・自動車・家具などの大きさ) | Medium Object |
| 大 (部屋・建物・屋外空間などの大きさ) | Large Object /Area |
- スキャン中は下記の点に注意します。
- ゆっくりとスキャンする(LiDARが装備されていないスマートフォンでは一層ゆっくりと)
- 上側、中側、下側、と物体の周囲を順にぐるっと回って行くようにスキャンする
- 同じ部分を何度もスキャンしない
- 十分に明るい環境でスキャンする
- 手振れを防ぐために、しっかりとスマートフォンを保持する
- フォトグラメトリを使用する場合は、カメラを傾けないようにする
- 平たい面(制御盤等)は、可能ならば側面、上面、下面、並びに部屋の一部も含めスキャンする
- スキャンを完了するとProsessing Modeの選択画面になります。
Assisstsで使用する3Dモデルの大きさや性質により、以下を参考にモードを選択します。
| 目安 | 例 | モード設定 | 備考 |
|
細かい凹凸のある物体や小さい物体など |
・布製品 ・料理 ・小型の製造物 |
Detail |
フォトグラメトリで処理されるので、ゆっくりとスキャンする事が必要 |
| 中サイズ~部屋・空間など |
・中型から大型の製造物 ・設備・制御盤 ・小さい部屋 |
Area |
大きくない物体でも、Detailより良い結果が得られることがある |
|
大きい空間など |
・撮影距離が5m 以上離れた設備・制御盤 ・建物 |
Speed | 撮影距離が遠い場合や、大きい空間を扱う場合に使用 |
・処理が終わった後「Save」を押して保存します。あるいは、もし所望の結果が得られない場合は 「Change Model」を押して 別のモードを試します。
2.3DモデルのWidows PCへの転送方法
Scaniverseの3Dモデルを、Assistsで使用するWindows PCへ転送するにはいくつか方法があります。
方法1. Boxで共有する
方法2. Teamsで共有する
方法3. USBメモリでWindows PCへコピーする
方法4. Google Driveで共有する
方法5. iCloudで共有する
方法6. その他の方法で転送する為にローカルファイルに保存する
方法7. メール添付してWindows PCへ転送する
方法1~7のに共通の手順:
「Share」をタップします
「Export Model」をタップします
GLBをタップします
方法1. Boxで共有する手順
① Scaniverseの保存ダイアログで「Box 」を選びます。
② アップロード先を選択し、「アップロード」をタップします
③ Windows 側でBoxにログインし、ダウンロードします
方法 2. Teamsで共有する手順
① Scaniverseの保存ダイアログで「Tems 」を選びます。
②転送先を選択します
③Windows 側で受け取ります
方法3. USBメモリでWindows PCへコピーする手順
概要:USBメモリ経由でWindows PCへコピーします。iPhoneがLightningの場合は、LightningとUSBの両方の端子を持っているメモリを利用して、Windows PCにコピーします。
① Scaniverseの保存ダイアログで「Save to File」を選択します
② 保存先をUSBメモリ上の適当な場所にし、保存します
③ USBメモリをiPhoneから抜き、Windows PCに挿入します
④ Windows PC側でエクスプローラーでUSBメモリへアクセスし、ファイルをコピー(または移動)します
方法4. Google Driveで共有する手順
① Scaniverseの保存ダイアログで「ドライブ」を選びます。
②アップロード先を選択し、「アップロード」をタップします
③ Windows 側でGoogle Driveのファイルにアクセスし、ダウンロードします
方法5. iCloudで共有する手順
①Scaniverseの保存ダイアログから 「Save to File」をタップします。
② iCloud Driveへ移動し、「保存」をタップします
Windowsへ共有する手順は https://support.apple.com/ja-jp/103232 を参照して下さい。
方法6. その他の方法で転送する為にローカルファイルに保存する手順
① Scaniverseの保存ダイアログで「Save to File」を選択します
② 保存先をiPhone上の適当な場所にして保存します
③ 「ファイル」アプリで、ファイルを適宜処理します。
方法7. メール添付してWindows PCへ転送する手順
概要:Scaniverseのダイアログで、メールアカウントのアイコンを選択しても、添付できないというエラーが発生する事があります。その場合は、上記、方法6で一度ローカルファイルに保存し、Zipファイルに変換してからメールに添付します。
①~② 上記、”方法6” 参照
③ 「ファイル」アプリで、保存された3Dモデルのアイコンを長押しし、「圧縮する」を選択します。
④ 圧縮されたZipファイルをメールに添付し任意の宛先に送付します。
⑤ Windows PCでメールで圧縮ファイルを受け取り、解凍します。
3. Assists のシナリオフォルダに配置する
受け取ったPCで、3Dモデルのファイルをシナリオフォルダに配置します。
シナリオフォルダへ3Dモデルを配置する方法は下記記事を参照してください。
3Dモデルをシナリオフォルダへ配置したら、PCからAssistsへシナリオを転送してください。
転送方法は、下記記事を参照してください。
4. Scaniverseの入手方法
Scaniverseの公式サイトはこちらです。https://scaniverse.com/
iOS版はこちらから入手できます。https://apps.apple.com/jp/app/scaniverse-3d-scanner/id1541433223
Android版はこちらから入手できます。https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticlabs.scaniverse
※LiDARセンサー搭載のiPhone Pro/iPad Proを使用すると高品質のモデルが作成できますのでお勧めです。
5. Scaniverseの使用方法
一連の流れは Scaniverseが 動画 https://www.youtube.com/watch?v=ELXLFMjLOx8&t=4s を公開しています。そちらも参考にしてください。
①「New Scan」をタップします。
②スキャンのモードは「Mesh」を使用します。
③スキャンする物体の種類に応じて「Small Object」「Medium Object」「Large Object /Area」のいずれかを選択します。
④赤い〇ボタンを押してスキャンを開始します。
⑤物体の各面をスキャンします。
⇒
⑥赤い四角ボタンを押してスキャンを停止します。
⑦処理モードを選びます。通常(大きい空間のスキャンでない場合)は「Area」「Detail」のどちらか一方から選びます。
⑧Edit をタップします。
⑨切り取り加工をします。
⑩「Share」を押します。
⑪「Export Model」を押します。
⑫Exportファイルの扱いを選択します。ここでは例としてiCloud Driveに保存する方法を説明します。
⑬「保存」を押します。